Aruba ソリューション : エコフレンドリー
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無線LANを導入すると、スイッチングハブの台数を一気に減らすことができるので、ネットワーク機器の消費電力量を削減して、電気料金を大幅にカットすることができます。
レイヤ2スイッチ20台のネットワークと無線LANの電気代比較
電気料金 | 有線LAN | 無線LAN | 備考 |
---|---|---|---|
消費電力 | 800W | 200W |
有線LANはL2 SW20台、無線LANは |
電気料金 | ¥169,103 | ¥42,275 | 1年間の電気料金 |
年間電気料金=消費電力(kwh)×24(h)×365(日)×電力量料金単価 単価:24.13円/kWhとして計算 |
3,000㎡のフロアにPCが200台ある環境で、レイヤ2スイッチが20台ある有線LANと、2台のPoE対応スイッチに10台のアクセスポイントを配置した無線LANでは、年間12万円以上の差が出ます。単純な消費電力削減ばかりでなく、さらに機器の発熱量も抑えられるので、空調にかかる電気代も併せて削減できることに注目してください。
ネットワーク機器が発生させるCO2 を削減
CO2削減 | 有線LAN | 無線LAN | 備考 |
---|---|---|---|
CO2排出量 | 3,889kg | 972kg | 1年間のCO2排出量 有線LANはHUB20台、無線LANはPoE SW 2台分として計算 |
消費電力×1日の使用時間×1年間の使用日数(日)×CO2排出係数(kg-CO2/kWh) =(kW)×(24h)×(365日)×0.555(kg-CO2/kWh) =CO2排出量(kg) |
前述の例では、消費電力に600Wの差がありました。これを年間に換算すると 0.6kW X 24h X 365 = 5,256kWh の差となり、CO2換算では、5256kWh X 0.555kg-CO2/kWh = 2,917 kg-CO2/kWh* になります。ネットワーク機器が排出するCO2だけで年間約3トンもの削減が可能なのです。
さらなる電気代の節約とCO2削減
無線LANの導入と同時にオフィスでの作業スタイルを変更すると、さらに大きな電気利用料とCO2の削減を達成することができます。フリーアドレス*方式のオフィス・スタイルを採用し、空いている座席周辺の照明を消すことを徹底すると、かなり大きな電気代節約につながります。フリーアドレスにはこの他にも必要なスペースが減ることによるオフィス賃料削減などのメリットなどがありますが、このような作業スタイルに欠かせないのが無線LANです。物理的なLAN配線に捕らわれない自由なレイアウトに対応できる無線LANだからこそ実現できる環境です。
消費する電力を減らすことは、そのままグリーン化に直結します。弊社ではAruba無線LANを活用して擬似的なフリーアドレス・スタイルを導入し、年間電気使用料を半減することができました。節約できた電気量はおよそ90,000kWhで、これをCO2に換算すると90,000 X 0.555kg- CO2/kWh = 49,950kg- CO2/kWhとなり、約50トンの削減ができたことになります。
このように、無線LANはグリーンIT化に大きく貢献できるネットワーク・ソリューションなのです。
- CO2排出係数:
「特定排出者の事業活動に伴う温室効果ガスの排出量の算定に関する省令(平成18年経済産業省・環境省令第3号)」で環境省が提示しているデフォルト値の 0.555kg- CO2/kWh を用いました。 - フリーアドレス:
図書館の閲覧室のように社員が個々に机を持たない新しいオフィス・スタイルで、机と椅子があるカフェのような部屋で、社員が無線IP電話と無線LANノートPCを持って、空いている机で仕事をするワークスタイルです。
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