ISPM(Identity Security Posture Management)

ISPM(Identity Security Posture Management)は、組織のアイデンティティに関連した脆弱性や脆弱な設定を減少させるといった予防対策によってアイデンティティインフラを保護するためのセキュリティフレームワークです。アイデンティティに対する脅威を検知/防御するITDRや、クラウド環境の権限管理にガバナンスを利かせるCIEMといった分野とも密接に関連します。

組織インフラのクラウド移行やサイバー攻撃の増加/高度化が進む現状を踏まえると、アイデンティティの侵害が発生する可能性そのものを下げる予防対策は急務です。実際、サイバー攻撃の被害に遭った組織の多くは認証情報を悪用されており、検知/防御対策同様、アイデンティティ侵害への予防対策の重要性は日に日に高まっています。

ISPMによってアイデンティティに関するセキュリティホールを制御下に置くことで、サイバー攻撃に遭う可能性そのものを下げるだけでなく、サイバー攻撃に遭った際の被害拡大を防止することもできます。

当社では、ISPMの機能を内包しており、アイデンティティや認証の可視化/分析/制御を行うことが可能なセキュリティソリューション「Silverfort」を取り扱っております。