2024年12月25日
報道関係者各位
株式会社ネットワークバリューコンポネンツ
NVC、SecurityScorecard社のセキュリティレーティングソリューションと
SecurityScorecardアドバンスドサポートサービスを日東工業株式会社に導入
~攻撃者と同じ視点でIT環境の把握を実現~
株式会社ネットワークバリューコンポネンツ(本社:東京都大田区、代表取締役:久住智幸、以下略称:NVC)は、SecurityScorecard社のセキュリティレーティングソリューションを、日東工業株式会社(本社:愛知県長久手市、取締役社長 COO:黒野透、以下略称:日東工業)に導入いたしましたので以下にお知らせいたします。
1. 導入の概要
愛知県長久手市に本社を置く電気機器メーカーの日東工業株式会社。製造業を狙うサプライチェーンに対する攻撃の増加と、攻撃によって実際に工場が止まるなど、セキュリティが事業継続に対して具体的かつ致命的なリスクになっている昨今の状況を鑑み、自社だけでなく国内外のグループ会社に対するセキュリティ対策の強化が重要な課題となっていました。ビジネスを止めないという高い意識をもってセキュリティ対策の更なる強化に取り組み始めた日東工業ですが、攻撃者が狙うセキュリティの穴を抜け漏れなく防ぐためには、どのようにすれば良いのか。手動での対策をも考えていた時に、SecurityScorecardに出合いました。他のセキュリティ対策分野や他製品も検討したものの、以下の点を評価し、SecurityScorecard社が提供するSecurity RatingsとNVCが提供するSecurityScorecardアドバンスドサポートサービスを採用しました。
- 自社およびグループ会社が管理すべきドメインをどれだけ所有しているのか、そのドメインに紐づいているIT資産にどれだけ脆弱性や弱点が存在しているのか、攻撃者と同じ目線で状態を抜け漏れなく確認できる
- 情報量が多く、またスコアリングのロジックが公開さているため信頼できる
導入後は、スコアリングを基準とした会話になることで役員などセキュリティの現場の知見の少ない社内メンバーとの会話もスムーズに進むようになり、また今後の強化計画を立てる上でも、自社の環境を正確に把握、考慮した上で優先順位を付けられるようになったことで、リソースの投資がより効果的になされるようになりました。またNVCからSecurityScorecardアドバンスドサポートサービスを採用することで、自社での日々の運用に加えて、セキュリティ対策に関する高度な知見を持つ同社から、導入時からの変化やその差分に関する情報、また具体的な示唆を得ることができ、セキュリティ対策の強化に向けたより積極的な対応を可能としています。
2. 製品の特長
- SecurityScorecard Security Ratings
攻撃者の目線で10のファクタに対して、100点満点のスコアとA~D/Fの5段階のグレードで客観的なセキュリティ評価を行い、この診断結果から各社の総合評価を算出します。見つかった問題点(イシュー)に対してはその詳細情報や想定されるリスク、一般的な解決策などの情報も提供します。スコア改善のための必要な対策やこれまでの推移を明示し、グループ会社や競合など他社のスコアと比較することも出来るので、点検だけでなくセキュリティを改善していくためのツールとしても活用できます。
- SecurityScorecardアドバンスドサポートサービス
SecurityScorecard アドバンスドサポートサービスは、Security Ratings が指摘するイシューに対し、常時、相談窓口となるサポートサービスを提供すべくNVCが開始した独自サービスです。Security Ratings 利用者に対して以下の4つのサービスを提供します。
- 指摘された問題点(イシュー)への対応の支援
- 対応が完了したイシューに対する対応完了報告の実施支援及び代行
- グループ企業や取引先組織に対する評価結果改善依頼の実施支援
- 定期ミーティング
3. 導入製品
- SecurityScorecard Security Ratings
- SecurityScorecardアドバンスドサポートサービス
4. 導入の成果
日東工業では、SecurityScorecard社のSecurity Ratingsの採用により、以下を実現しました。
- 各拠点のセキュリティ対策状況を定量的に可視化
- 経営層や海外拠点とのコミュニケーションを円滑にし、信頼関係を醸成
- NVCの状況を踏まえたアドバイスを通して、次の一手を検討
5. その他
【日東工業株式会社について】
日東工業は、キャビネットやシステムラック、分電盤、電気自動車用充電器など電気と情報を安全・安心に使うために必要不可欠な製品を製造・販売するメーカーです。家の中だけでなく、ビル・マンション、工場等電気を使うさまざまな場所で安全・安心な生活を支えています。近年、IoTやAIなどに代表される技術革新によって、社会・産業の構造が大きく変わる流れが鮮明になりつつあります。日東工業の開発・生産する製品群は、電路システムから通信ネットワークなどあらゆる場面で利用され、常に時代の変化を捉え、安全で高品質な製品を提供し続けることで、社会のライフラインを支え、その発展に貢献しています。
名称 | 日東工業株式会社 |
所在地 | 愛知県長久手市蟹原2201番地 |
代表者 | 取締役社長COO 黒野 透 |
設立 | 1948年11月24日 |
URL | https://www.nito.co.jp/ |
【SecurityScorecard社について】
Evolution Equity Partners、Silver Lake Partners、Sequoia Capital、GV、Riverwood Capitalなど、世界トップクラスの投資家から出資を受けたSecurityScorecardは、サイバーセキュリティ レーティングにおけるグローバルリーダーであり、Supply Chain Detection and Response(SCDR・サプライチェーンにおける検知・対応)ソリューションのパイオニアです。 セキュリティとリスクの専門家であるアレクサンドル・ヤンポルスキー博士とサム・カッスーメによって2013年に設立されたSecurityScorecardの特許取得済みセキュリティレーティングテクノロジーは、企業のリスク管理、サードパーティリスク管理、取締役会報告、デューデリジェンス、サイバー保険の引き受け、規制当局の監視のために25,000以上の組織で使用されています。 SecurityScorecardは、企業におけるサイバーセキュリティ・リスクの理解、改善を促進し、取締役会、従業員、ベンダーに伝える方法を変革することで、世界をより安全にすることを目指します。詳細は https://jp.securityscorecard.com/ をご覧ください。
社名 | SecurityScorecard株式会社 |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内一丁目 1 番 3 号 |
代表取締役 | 藤本 大 |
URL | https://jp.securityscorecard.com/ |
【株式会社ネットワークバリューコンポネンツについて】
ネットワークバリューコンポネンツは、ネットワーク草創期から常に最先端製品を開拓してきたネットワークおよびセキュリティのインテグレータです。ネットワーク製品及びセキュリティ製品の提供から、開発、コンサルテーション、構築・保守、マネージドサービス・クラウドサービスの提供まで、最先端技術と、豊富な知識・ノウハウを駆使して、あらゆるフェーズをトータルにサポートします。
本社所在地 | 東京都大田区南蒲田2-16-2 |
設立 |
1990年 4 月 |
資本金 | 381,493,550 円 |
代表者 | 代表取締役 久住智幸 |
従業員数 |
122名 (2024年4月1日現在) |
事業内容 | コンピュータネットワーク関連製品の企画、開発、輸入、販売、 ネットワークデザイン、構築、コンサルテーション、監視・管理、 運用サービス |
主要仕入先 | Aruba, a Hewlett Packard Enterprise Company、Array Networks、Broadcom、 Cato Networks、Forcepoint、Fortinet、Gigamon、Imperva、NIKSUN、Nozomi Networks、Orca Security、Swimlane、SecurityScorecard、ThreatSTOP、Trellix、Versa Networksほか |
URL | https://www.nvc.co.jp/ |
以上