ネットワークを可視化する意味とその管理ポイントとは?

ネットワークを可視化する意味とその管理ポイントとは?

 2019.08.27  株式会社ネットワークバリューコンポネンツ

仮想化環境の構築、クラウドコンピューティングの利用、デバイスの多様化、情報システムの多様化、これ以外にも様々な理由により、企業のネットワーク環境は非常に複雑になっています。さらにIPSやIDSといったセキュリティ製品を導入していることで、それらの運用に大きな労力が割かれ、IT戦略の最適化を図れている企業は意外と少ないというのが現状です。

本稿では、ネットワークを可視化する意味と管理ポイントについて解説しています。

ネットワーク可視化とは?

そもそも、ネットワークを可視化するとはどういうことなのか?
企業では日々のビジネスを効率良く実行するためにはシステムの利用が欠かせません。システム上には多数のサーバーやストレージ、そこにインストールされた業務アプリケーションが存在します。ユーザー側にはパソコン、プリンタ、タブレット、スマートフォンまで多種多様なデバイスがあり、システムとの間に様々なトランザクションが発生しています。クラウドコンピューティングによるインターネットを経由した外部とのやり取りもあり、ネットワークを流れるトランザクションが如何に複雑かつ大量なのかが容易に想像できます。システム活用の高度化、拡大とともに企業ネットワークは大規模化、複雑化する一方です。

ネットワーク可視化とはつまり、このように複雑化したネットワーク環境を目に見えるように表示し、それぞれの機器やサービスがどう繋がっているのかを明確にした上で、健全なネットワークとして運用できているのか、ネットワークはこうあるべきといった設計ポリシーと実機に実装されている設定との乖離を監視していく取り組みです。更に、ネットワークの脆弱性や問題点を早期に発見し対策/改善を継続して行くことで安心して企業活動ができるのです。

では、ネットワークを可視化するにはどうすればよいのでしょうか?

独自に可視化する

社内のネットワーク環境を整理すれば、現時点での状況(つながり)の可視化は独自に行うことができるでしょう。最低限どの企業でも導入当初にはネットワーク図を作成して管理を始めますが、情報を常に更新し最新の状態を維持することは容易ではありません。

社内ネットワークは日々変化するものであり、新しい機器の投入、新しいサービスの利用、組織形態の変更などさまざまな要因によって一定にはとどまりません。そのため人手で行うやり方では、最新のネットワーク構成・通信経路を都度把握するためには大きな労力を必要とします。また、ネットワーク構成図や台帳で管理するということは、実際の設定情報までは確認できないため、構築や設定の際の人的ミスや変更作業ミス、一時変更の設定戻し忘れ、設定の重複などの問題は検出できません。結果、ネットワーク上の問題が残存し、かつ長期にわたり放置されてしまうリスクが発生します。

非常にクリティカルな問題が発生します。

RedSeal製品に関するお役立ち資料

オープンソースソフトウェアで可視化する

オープンソースソフトウェアとは、開発者が規定したルールに従えば無料で商用利用が可能なソフトウェアのことです。ソースコードが開示されているので、独自のカスタマイズを加えることも可能になります。ネットワーク可視化においてもオープンソースソフトウェアは存在し、技術力さえあれば低コストでの導入が可能です。それぞれに特徴も異なり、用途に応じて使い分けられるのも魅力の1つです。

ただしオープンソースソフトウェアでは、機能が限られていて複雑な企業ネットワークには対応できないことや、セキュリティ保証が無いことから技術者の採用、運用等を完全に独自対応で行わなければいけないなど、開発維持運用に大きな負担が発生するのが難点です。

ネットワーク可視化製品で可視化する

もう1つの方法は、ネットワーク可視化に特化した製品を導入することです。導入時にライセンス費用などの初期投資はかかりますが、ベンダーが創り上げたネットワーク監視機能によって、社内全体の複雑なネットワーク環境を可視化し、必要に応じてセキュリティ対策を自動化することも可能です。
初期投資はかかるものの、最新の機能を利用できたり総合サポートが提供されていたりと手厚い対応を受けられるのが大きなメリットです。

RedSealでネットワーク可視化!

RedSealは大規模複雑なネットワークに対しても、ネットワーク機器のコンフィグレーションを読み取り、NATやACL、Firewallルールを反映させた正確なネットワーク構成図及び通信経路を一元的に把握できる構成図と構成情報を生成することができるネットワーク可視化ソリューションです。

ネットワーク機器の設定情報をもとに、経路およびネットワーク全体を可視化し、設定等にミスがないかを簡単に管理できます。さらに、脆弱性診断情報と経路情報を組み合わせることによって、ネットワーク構成におけるリスク管理が可能になり、各脆弱性対応への優先付けを効率良く実施できます。

最新のコンフィグレーションを活用すれば、最新のネットワーク構成図が手に入り、トラブル発生の度にネットワークの状況確認に多くの時間を費やして対応が遅れることも避けられます。ネットワーク構成図を更新しておけば良かったとの後悔も無くなることでしょう。

長く運用していく過程では想定外のことが発生します。予期せぬ経路で内部ネットワークからインターネットへの通信パスが存在していることや、Firewallのメンテナンスの際に一時的に設定変更していたものが残ってしまってセキュリティホールを作っていたなど思い当たることがありませんか?

ネットワークの運用に多くの課題を感じている場合は、ぜひRedSealによるネットワークの可視化をご検討ください。

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